愛はジャスト

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伊野尾慧さんの顔の"かわいさ"について構造的に考えてみた

こんにちは。さて前記事では「伊野尾くんの顔がかわいい、好きだ、大好きだ」という1行で収まることについてmixiの退会作業並みにしつこく主張してきた私ですが、さてはて一体伊野尾くんの顔の何がこんなにも自分に"かわいい"という印象を抱かせるのだろう?という根源的な疑問に辿り着きました。

なので、今日はタイトルそのまま伊野尾くんの顔のかわいさ、魅力について構造的に分析してみたいと思います。が、あくまで個人の趣味の範疇であり自分なりの考察の成果として記録しておきたいだけなので、もしこの記事を読まれた方がいらっしゃっても高須先生やその他プロフェッショナルを呼んできて検証をするような暴挙に出ることだけはお控え下さい。泣いてしまいます。

普通この手のトピックではご本人の画像を使って図を交えながら解説するのが妥当なのでしょうが、ジャニーズの肖像権管理の徹底っぷりにはディズニーのそれと同等の畏怖を抱いているので画像を貼ることは控えます。だってAmazonの雑誌の表紙ヤバくない?初めて見た時びっくりしたもん。コナン君の犯人かよ。ということで私は手元にある伊野尾くんの写真や雑誌を広げながら書くというアナログであたたかみのある手法で進めていくので、読まれている方も各々のベスト伊野尾慧を片手に準備、またはイマジナリー伊野尾を心に思い浮かべて読み進めて下さい。では本題に入ります。

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意外かもしれませんが、私が初めて伊野尾くんの顔を見た時に真っ先に受信した言葉は「かわいい」ではありませんでした。では何だったのか?それは「涙袋」でした。かわいいとか綺麗とかその手の形容詞のエース達を押しのけて何よりも先に涙袋という単語が脳のシワに滑り込んで来た。涙袋というものが"カワイイ"のニュースタンダードに台頭して間もない昨今ですが、彼の涙袋の剥きたてのゆで卵のごとしぷっくり感や贅沢な縦幅、下まぶたへの繊細な影の落とし方などその形状の完璧さは世の女子の憧れそのものだと思います。もし今後広辞苑涙袋の項が追加されることがあるならば、プッチモニちょこっとLOVEよろしく伊野尾慧の4文字を書き加えてほしいものです。

目についてさらにいうなら、控えめな平行二重も素晴らしい点の一つだと感じています。もしこの二重の幅が広すぎたら涙袋の存在感とケンカしてしまい、なんだかゴテついた印象の目元になっていたはずです。なので、伊野尾くんの目がアップで映るたびに奇跡のベストバランス・アイだなぁと心の中でスタンディングオベーションを送っています。また伊野尾くんは目の開き具合によって二重の加減が変化し(角度によっては奥二重に見えるものもある)、写真や映像によって微妙に目元の印象が違います。幼子のように愛らしいとろんとしたまなじりを見せたかと思えば次のページでは眼光鋭い上目遣いで挑発するようなセクシーさを見せつけたりと、何度も何度も新鮮に印象を裏切られる。目元だけで様々な表情を演出することが出来るのも彼の目の魅力の一つだと思います。

 

そしてお次は私が彼の顔の中で最も美しい部分だと信じてやまないパーツ、です。日本には古来から「美人の忘れ鼻」という言葉があるように鼻には存在感が無いほうが美しいとされてきました。で、ここで伊野尾くんの鼻ですよ。正面から見るとスッとした鼻筋の縦線以外ほとんどその存在を主張せず、目や唇の華々しさの影で大和撫子のようにしとやかに佇んでいるのに、横を向いた瞬間意志を持つ生き物になったかのようにグッと前面へと躍り出し、瞬時に横顔の起伏を描く要へと変化する。書きながら「昼は淑女のように夜は娼婦のように」という言葉がふと思い浮かびましたがニュアンス的には大体そんな感じだと思います。上向きとも下向きともつかぬまさに中間、しかしほんの数度だけ角度を落として結ばった小さな鼻先はえも言われぬ美しさです。柔らかな丸みを残しながらもキュンと尖ったその鼻尖は抜群の造形的美しさを誇りながらも決して自らの存在を誇示しない。その主張の無さが本当に素晴らしい。鼻とはすなわちシンプルイズベストなのである。

また、ここまで書いておいて今更特筆するまでもないけれど、伊野尾くんの鼻は高い。高い鼻ってEラインを作るのには必要不可欠だけど、高さを求めるとどうしても大きくなりすぎて形が不恰好になったり軟骨が途中で歪んでしまったりとなかなか理想的な形にはならないんですよね。高い鼻というのは往々にしてどこかでクセが出てしまいがちですが、伊野尾くんの鼻は高さがあるにも関わらず上記で何度も書いたように全く主張(=クセ)が無い。良い意味での存在感の無さとここ一番出る時には出るという相反する要素を併せ持った伊野尾くんの鼻、ブラボーの一言に尽きる。あと伊野尾くんの小鼻ってどんなに破顔しても絶対に広がらず、常に在るべき場所にパズルのようにぴったりと収まっているんですよ。泣いても笑ってもどんなに表情が崩れても360°永遠に美しいままなんです。まさに芸術といえよう。

 

で、次。これはもう往年のファンの方々の間で既に議論し崇めつくされているであろうのであまり長々とは書きませんが、口です。伊野尾くんのチャームポイントと言っても過言ではないと思いますが、唇が大変セクシーですよね。ぷりんっとかぷるんっとかとぅるんっとかどんな漫画的な擬音を与えてもそこそこハマってしまう驚異のセクシー最大公約数を誇る唇。両方の口角が切れ込み気味にキュッと上がっているのも見逃せない素敵ポイントですね。話すたびに覗く少し大きめの前歯もまた愛くるしい点のひとつです。

 

あと顔面ではないけど、伊野尾くんの後頭部は奥行があって欧米の子どものようなきれいな頭の形をしているなぁと真横からのショットが映されるたびに鼻および横顔の素晴らしさとセットでほれぼれしてしまう。先日放送された"芸能人ですよ旅"でダニエルと名前を間違われていたことが記憶に新しいですが、「ダニエル」と欧米人の名前を呼んでしまうあの感覚はあながち間違いでもないと思います。

 

そして最後は全体のバランスについて。伊野尾くんの顔は全体的に重心が低く、幼くてかわいらしい印象を与えるつくりになってるのが特徴の一つだと思います。特に今のまぁるいマッシュヘアにしてからその個性が強調されているように昔の画像や動画を見ていて感じる。で、その丸さや幼さが強調されることによって、ただ単に"顔が整っている"という印象だけでなく、アニメキャラクターのようなキャッチーでコミカルなキュートさを見る人に与えます。私が伊野尾くんから一番強く"かわいい"を感じている点はズバリここです。キャラクターちっくなかわいさと顔そのものの美しさってなかなか両立し得ないものなので、伊野尾くんのこの絶妙な顔面バランスは天からの贈り物だと思っています。だって美形を10人、マスコット的なかわいさの顔を10人ずつ挙げろって言われたら単体だとどっちもそこそこ思い浮かべられると思うけど、両方に当てはまる人を挙げろって言われたら結構難しくないですか?でもそこに海を割るモーゼのように異論なく歩を進められるのが伊野尾くんであり、彼の顔の持つ魅力そして"かわいさ"の真髄なんだと私は感じています。

 

それとこれを言ってしまうと今まで必死に論理で武装してきたものがガラガラと音を立てて崩れてしまうような気がするのですが、どうしても言っておきたいので言っておきます。伊野尾くんね、育ちの良さが顔に滲み出てるんですよ。育ちの良さ=かわいさでは決してないけど美術館で名画を見るのと高速道路の料金所で名画を見るのとじゃ印象が変わってくるように、なんとなく漂う雰囲気というのは顔全体の印象を決定づけるかなり重要なファクターだと考えています。これだけは整形はもちろん意識や努力でも得られるものじゃないし、もしかしたら天から与えられる系のものの中では最も貴重な要素なのかもしれません。メレンゲの気持ちで久本雅美に「顔がキレイだね」と褒められた時に返した「お父さんとお母さんが喜びます」というあの言葉、これは育ちの良い人にしか思い浮かばない言葉ですよ。マジで。

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さて言いたいことを言い切ってスッキリしている私ですが、ふと字数カウンターを見てみると4000字近く書いていて自分でドン引きしています。今後の人生で他人の顔についてここまで熱弁を振るう機会があと何度あるのか分かりませんが、そうないことは確かなのでなかなかコアな体験をしたことは間違いないです。

私が伊野尾くんの顔に対して感じる魅力はこんなにも様々な要素が絡み合って構成されているのに結局は"かわいい"の一言に集約されてしまうんだから日本語って恐ろしいですね。

 

P.S:このあいだ発売されたHanakoで塩系男子にまとめられてたけどこれには異議を申し立てまくりたい。伊野尾くんの顔はどちらかというと濃い方だしもはや調味料の域を超えてキャラメルソースとか生クリームとかその手の系統ですよね?百歩譲って塩にまとめるならエーゲ海の海塩とかアルプス山脈の岩塩とか成城石井でも高級コーナーに並べられるようなロイヤルなお塩だと思うなぁ…と読みながらつい考えてしまいましたが記事や写真は最高でした♡