愛はジャスト

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Hey!Say!JUMPの伊野尾くんに突然ハマった話

タイトルの通り、この夏ジャニーズ事務所所属のアイドルHey!Say!JUMPのメンバー伊野尾慧さんに突然ハマりました。アイドル1人のために新たにブログを開設するのはいかがなものかと少しばかり二の足を踏みましたが、たとえこの滾るような熱い思いがすぐに冷めようが冷めまいがこの数年に一度の衝撃的な出会い、そして感動を言葉にしておかないと後々絶対に後悔すると思ったのでこうしてキーボードを叩いています。誰かに対してこんなに暴発的にエネルギーを使うのは実に6年ぶり4人目という個人的にはオリンピック以上にアニバーサルでメモリアルな出来事なのです。心の聖火リレーが約6年ぶりに次のランナーに手渡された瞬間なのです。ということで限りなく一般人(ただしバンギャル)に近いフラットな感覚を保っているうちに伊野尾くん及びHey!Say!JUMP、ひいてはアイドルという存在に対する率直な感想を記しておきたいと思います。

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きっかけは彼らがパーソナリティーを務めていた今年の24時間テレビでした。そもそも私は24時間テレビが好きでないし、テレビ自体も普段からほとんど見ないので、24時間テレビで活躍する彼らを見てハマったわけではなく、放送後の周りの反応を見て後出し的にハマりました。友達とご飯に行ったりTwitterを眺めていると30%くらいの確率で「Hey!Say!JUMPの伊野尾くんがかわいい」という言葉を目にするようになり、最初は「へぇ~Hey!Say!JUMPって山田涼介がいる大所帯のグループだよね~そんな人いるの初めて知った~、ふ〜ん」程度にさらりと受け流していたのですが、さすがに3回4回と耳にし出すと「みんなうるさいな!誰だよそいつ!」と段々とモヤモヤしてきてついに業を煮やしてググった結果、鈍器で頭を後ろから殴られたような衝撃が走った。

もうね、びっくりするほどかわいい子が出て来た。顔が。べらぼうに顔面の造作がキュートな子が。びっくりした。めちゃくちゃかわいい。
その瞬間の私の状態を漫画的に説明するなら頭上に「か」「わ」「い」「い」の四文字がポンポンポンポンと効果音付きで浮かぶようなイメージが適切だと思うのですが、その「かわいい」も一文字につき2トンくらい重さのある深くて濃い「かわいい」だった。気を抜いた瞬間、頭上に落下して即死するような重量の「か」「わ」「い」「い」。色はもちろんパステルピンクで文字の周りにはパウダーシュガーがまぶされてるんだけど、その見た目に騙されてうっかり持ち上げようとすると腕ごと持っていかれてしまうレベルの暴力的なかわいさ。

その甘いマスクに幼い頃に飲んだ舌が焼けるほど甘いシロップの薬を思い浮かべつつ、亡霊のようにふらふらと某動画サイトにアクセスしたのですが、そこで完全にやられてしまった。先ほど後頭部に受けた痺れを伴う痛みが治まらないまままたもや殴られるハメになる。そう、そこで私が見たものとはFNSうたの夏まつりで披露されたchau#でした。

なんなんだ、このパステルカラーの王子様衣裳に鼓膜がとろけるほど甘い歌詞、そしてそれらを完璧に真剣に歌い踊りこなすきらめく笑顔の青年たちは。

正直昨今のアイドルといえば変わり種のパフォーマンスで注目を集めたり、バラエティでの面白さから人気が出たりと、元来アイドルという言葉からイメージされる"歌って踊ってキラキラしてる人"から少し離れたような印象を受けていた。決して前者のようなアイドルを否定するわけではないけど、松浦亜弥で自らのアイドルファン史に終止符を打った身としては、こんなにも王道を地で行くアイドルがこのカオスを極める2015年にまだ現存していた事実に打ち震えた。その中でも「ポップでハッピーなふたり」という3つの単語と助詞のみで構成されたごく単調な歌詞を一分の隙もない完膚無きまでのかわいさでコーティングして歌う伊野尾くんを目にしたその瞬間、ただの言葉の石ころがフランス産のキャンディーになり得ることもあるのだと分かった。その姿のかわいさたるや1日に摂取できる量の"カワイイ"を完全に超過していた。いや、1日じゃないな。恐らくあの瞬間に1年分くらいの摂取限度を余裕で超えたし、現実に病気ならドクターストップがかかっていたと思います。

 その後はもう溺れるがままにCDやDVDを買い漁り、らじらーを聞き、いたジャンやリトラの過去放送を見まくり、伊野尾くん及びJUMPの魅力に浸かり込んでいく日々が続きました。先述のように当初こそ伊野尾くんの一億飛んで10万レベルのロイヤル級の顔面のかわいさのみで情熱を燃やし続けていたものの、徐々に「おや…?」とある種のギャップと呼べばいいのか、彼のキャラクターの奥深さに巨大な岩が坂を下るようにどんどんと夢中になっていった。この事は書けば長くなるので余力があればまた後日書きたい。

以上生まれて二十余年、ジャニーズには全く興味を持たずただただバンドを追いかけ続けてきたバンギャルがHey!Say!JUMPという王道キラキラアイドルにのめり込んでいくに至ったざっとした経緯でした。今後も金を惜しみなく捻り出しつつ新規なりに懸命に彼らの活動を応援していきたい。